odatti

コンセントの位置は重要ですよね!

最近では台所に100㎜ 程度の高さでコンセントを設置する工事が多いです

便利な調理家電が増えており、しゃがむ動作もなくなります。

そこで、コンセントを増設して作業を少しでも快適にしましょう。

台所に立つ時間が長い妻からの要望で、USBコネクタの付いている物を増設してみました。

注 ※電気工事士の資格が必要です。

目次

何はともあれ現状確認

まず設置場所の確認、スイッチ横に設置する事で景観と電源を確保出来ればと思います。

スイッチを取り外し電線を確認すると同時に、壁内部の状況を調べます。

電源は思った通り室外の防水コンセントへ電線を渡らせていたので確保

壁内部はスイッチが付く位は奥行きが在り

柱はスイッチ右側面に沿って確認できそれ以外は取付の邪魔になる物は在りませんでした。

普段は下のコンセントから電源を引っ張ていました、スイッチの横にコンセントが増設できないかチェック。
スイッチを外してみるとライト・コンセントへ延びる電線を確認できました。

複線図の確認

複線図が理解できていないと、増設は難しいです。

今回のケースでは、スイッチ下のコンセント(室外に防水タイプのコンセントがあります)を渡ったつなぎ方の為

電源をコンセントから取ることが出来ました。

電線コネクタを3つ穴から4つ穴に変更し分岐させます。

新設するUSBコンセントは、構造上渡り配線ができない為、このような接続になりました。

通常のコンセントであれば、電線コネクタを変更しなくても済むかもしれません。

(使用中の電線の長さが足りればですが・・・)

このような配線になっていることがわかりました。
このように変更していきたいと思います。

壁に穴を開ける

穴を開ける前に、壁の向こうに柱などの障害物が無いか、入念なチェックを行います。

スイッチボックスを外した時に手を突っ込んで障害物が無いか確認しました。

ボックスの隙間から、ケーブル等を差し込んで確認しても良いと思います。

USBコンセントを設置する場所に、スイッチがあった場所と同じサイズの穴を開けます。

穴を開けるときは本当にドキドキです、開けた後修正できませんから。

壁の穴あけのコツはこちら

壁に穴をあけるのは非常に慎重になります、裏に柱が無いか入念にチェックしましょう。
新しいコンセント用にケーブルを通し先端を剥いておきます。
4ワゴを使用して分岐していきます、新設コンセントのL(黒い線)は後で繋ぎます。

ケーブルと機器の接続

電源・スイッチ・コンセント、それぞれのケーブルを目的の接続先に差し込んでいきます

繰り返しますが必ずブレーカーを落としてから実施しましょう。

スイッチに来ている電源から、スイッチ・コンセント・USBコンセントに分岐させていきます。

最初に挟み金具を取り付けておきましょう。壁に着ける場合はC型挟み金具の方が強度が上がります。
芯線は10ミリで剥くように溝がありますね。
芯線が見えないようにしっかり差し込みます。
挟み金具でうまく設置できました。
残りのL線を差し込み完了です。
水平器で真っ直ぐ綺麗に取付できました。後はカバーを揃えたいですね。(^ε^;)

設置後の感想

キッチンカウンターへ電源が取りやすくなりました、USBの使用頻度も高いため非常に便利になったようです。