インターホン工事 1

インターホン工事のお手伝いを始め、配線の勉強を沢山させて頂いています。

先日勉強になったのが、他フロアーと接続されたペア線の導通チェックによる確認です。

マンションなど縦に長い建物は、横に配線をつなげて集合させるだけではなく、縦に配線をつなげて集合させる事も多々あります。

例えば1区画の101号室スタートで201、301とつながり302、202、102と戻ってくる配線の場合、階段が遠いと確認も一苦労です。

ペア線を確認しながら機器を接続するケースでは、古い機器がペア線を無視するタイプも有り、つながっているペア線をそのまま信じた場合、20組に1組位は間違ったペアだったりします。

原因は電線の中でねじれてペアになっているにもかかわらず、機器がB接点だけの場合はLとCさえ合っていれば違うペアでも接続できてしまうからです。

古い機器ほど単純な作りの為、こういった事が多いそうです。

という訳で導通チェックをしながら機器の接続をする方法ですが、終端となる102号室からスタートで、ペアにする線同士を短絡させておきます。

こうすることで、202号室で同じペアを作る際に導通チェックでペアを確定させることが出来ます、そして202号室でも101号室と同じ線を短絡させておく作業を繰り返すことで

スタートの101号室でもペア線を間違いなく合わせる事が出来ます。

この方法はどんな電線工事でも使える方法なので当たり前位のレベルまで身に着けたいと思います。

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