バッテリーの充電装置

今回は自動火災報知設備の点検表で気になった事をしらべてみました。

自火報の点検表では最初に予備電池・非常電源の項目が有ります、まずバッテリーの状態をしらべなさいという事なんだろうと勝手に思っています、確かに非常時バッテリーで感知、ベル鳴動できないのでは役立たずこの上ない設備になりますよね。

その中で充電装置と言う欄があり、よくトリクル充電と記入された点検表を見ます、この事について深堀してみました。

充電装置トリクル充電

非常警報設備複合装置の充電装置の欄でよくみられるトリクル充電ですが充電装置=充電器と言う認識で間違いないと思われます。

同じように充電で検索してみると、他にはフロート充電と言う代表的な方式もある様です。

二つの充電方式の違い

トリクル充電

バッテリーが自然放電をする穴埋めに微弱な電流で充電し続けるのがトリクル充電方式で常に満充電の状態を維持し続ける機構です。

メリット

常に満充電、バッテリーが長持ち、過充電が起きない

デメリット

充電時間長く、回路が瞬断してしまい、切り替え回路が必要

フロート充電

UPSなどで使用されている方式で機器と並列でつながっている為、停電しても瞬断せず供給し続ける事が出来ます、パソコンとかに欲しいですね。

メリット

常に満充電、バッテリーが長寿、機器の通電状態を維持することが出来る(切れない)

デメリット

充電時間長く、高度な充電制御が必要(温度により過充電が起きやすい)、充電と放電が繰り返されるので寿命はトリクルより短い

まとめ

パナソニック製では充電方式トリクル充電が確認できたのですが、ニッタン、能美の非常警報では充電方法確認できませんでした。

機能的にはトリクル充電が適していると思うのですが、ニッタン能美でも同じなんでしょうか?

ちなみに、トリクル充電は充電さされ続けるので電流を確認すれば微弱電流を確認する事が出来るかもしれません、確認してみたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です