自火報の断線

先日の物件点検では、火災表示と断線表示がごっちゃになってしまい、残念ではありましたが大変勉強になりました。

(どちらにしろ調査が必要で、点検実施日だけでは復旧は不可能の状態でした。)

遭遇した断線ですが、受信機を含め自火報の配線の基礎を改めておさらいし、次回改修されていなければ可能な限り原因を探すことが出来ると思います、点検実施時間は限られますが・・・

状況としては5階はすでに断線で抵抗を受信機に付けて一時的に未警戒状態に、電源が落ちている状態から音響を止めて電源をONしたところ一階部分ですでに断線の表示が出ている所から始まりました。

この断線表示が発報した状態であると勘違いしたことで線を抜いて見たり無駄な動きをしてしまったなと思います。

点検時に断線の状態からスタートした場合、まずは断線が出ている発信機を開けて、抵抗が生きているかチェックすべきでした。

その抵抗が正常な場合は同警戒内の感知器もしくはその配線で断線が起きているはずなので、点検の時点では抵抗を受信機へもっていって受信機に直抵抗することで5階と同じように1階も未警戒になりますが、他のフロアは警戒状態に戻せました。

抵抗が錆などにより不良の場合は抵抗を持っていたら改修できたかもしれません。(持ち歩く様にしようと思います)

点検のタイミングでは出来る事は限られますが、最低限発信機の抵抗迄見る事で、再調査及び改修を進める話はしてあげられたと思います。

点検表に正確に情報を記入する為には、ここまではやらなければと感じました。

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