共同住宅スプリンクラー設備点検

本日は15階建てマンションの点検へ

11階建て以上のマンションにはスプリンクラー設備が設置しており、各戸に流水検知装置が設置しているケースがほとんどです。

10階までは住宅用火災報知設備が設置しており、炙り作業によって外観及び機能点検を行いますが11階からは流水検知装置を作動させて発報した際に警報及び流水が出来るか確認をします。

実際にスプリンクラーから水を出すわけにはいきませんので、流水を検知する装置の脇から水を出すことで流水検知装置の圧力を下げてポンプが起動するか、また圧力に異常が発生した際は水が出なくなるのでその時に異常アラームが発報するか確認する事で点検を行います。

実際に火災によりスプリンクラーが作動した際、水害が心配なので止める方法が有るのかなと疑問を投げかけられました、各住戸に設置してある流水検知装置で水を止める事は出来ます(断線アラームが鳴るようになっていますが)が完全に消火出来ているかが一番のポイントなので、留守の家でスプリンクラーが作動した場合はむやみに止めず管理人や消防署の指示に従った方が良いです。

想像ですが、発報した部屋のみ水浸しで下フロアには浸水する事はほぼないと思われます(構造上下フロアとつながっているマンションは見たことが無い)ただ床下浸水になり漏水による漏電など良い事はないです、火の元には注意したいですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です