煙感知器の設置基準

先日は飲み屋の点検周りへのお手伝いで、感知器の数が足りているか質問されました。

厨房に定温が二個、これは警備会社も一個設置していたから十分な数です

客席では煙感知器2種が一個、3種が一個・・・・なぜ3種?

面積を目算すると13m×11m=143㎡で0.6m以上の梁もなく一応2種一個で事足りる事に気が付きました

3種は改装前に防火戸かダンパーで使っていたのでしょうか?

設置場所が端っこよりなので3種が有る事でバランスを保っているのでしょうか?

3種は反応が遅いので煙に気が付き避難した後で防火戸が閉まるくらいで丁度良いハズですが

わざわざお金をかけて撤去をお勧めする事もちょっと考えられないので、2種への交換をお勧めすべきかなと思います。

こうやって考えていると、店の面積が自然と見えてきます、次の店舗も客席は煙感知器だったので、無駄に感知器を探す手間が省けます

仕切りで区画が変わるので、作動なのか煙なのかを見ながら回っていると客席に定温発見、面積は非耐火でも大丈夫な面積の個室ですが

感知時間が作動の方が圧倒的に早いので間違いではないですが、不思議でしょうがないです。

次に見たのが展示スペースです、目算では9m×36m=324㎡位でしょうか?という事は煙感知器なら2個か3個か

よく見ると4個ついてるから天井高が4m程度ありそう、という事は1個当たり75㎡×4=300㎡なので此れは面積は300㎡以下なのね。

こんな感じで感知器の適正個数をチェックしながら回るように心がけています。

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