緩降機の点検

先日共同住宅の点検にて緩降機の点検を行いました。

緩降機の点検は、調速機の外観、機能点検でちょっとロープを引っ張って調速機の具合を確かめたりロープと着用具に不備が無いか、連結金具に錆や動きに不具合が無いかなど、ちょっと重い緩降機を持ち上げて点検をしました。

不良が出る事はほとんどないのですが、吊り下げ固定部を点検したところ固定部が固定できない状態でした。

どうも広げた時にピンが穴にはまって固定するはずの穴が付いていなく、上部の固定部に穴が開いている状況ででした。

多分上と下取り付け間違ったのでしょう・・・

この不具合により、半径0.5Mの円柱を内包するスペースと壁までの距離0.15mから0.30mの降下空間が確保できない事になります。

お部屋のベランダだったので良く見られてこなかったのだろうと思いますが、きちんと固定できなと降下空間が固定できないのでちょっと怖いですね、ドリルで穴を開けるか、せめて溝を作って固定できれば良いですが、ボルトで固定しているので、付け替えも可能かもしれません。

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