避難器具が必要な場合

設備点検で回っていると共同住宅で、ここは避難器具有るかな?ないかな?と言ったサイズが多くあります。

設置する条件をしっかり頭に入れてある無しを判断できるようにできればと思います。

まずは収容人数10人3階建て(2階以上の収容人数が)

ワンルームで3階建て、各階部屋数が4部屋であれば設置は必要なし5部屋あったら必要という事になります。

ワンフロア4部屋だけでもワンルームと1LDKの組み合わせだと10人以上の収容人数になってしまうので初見の物件ではお部屋に入って確認する必要があります。

ファミリータイプの共同住宅でも3階建てから設置する場合が多いです。

2階建てなら収容人数20人から

2階でも設置する場合は在りますが、20人の収容人数で必要になるのは6項のみで、件数の多い共同住宅では30人と言う収容人数が対象になります。

2階建てで2階に30人という事は5人家族として6部屋、3LDK位でしょうか?

そんな建物は見た事ないですね、建築時こういった設置なども含めて建築をするので3LDKのワンフロア6部屋の建物を建てるなら10階建て位にするでしょうね。

1階に特定の建物が有ると2階でも10人

解りやすい所では飲食店が1階にあると2階建てでも10人で設置が必要になります。

まとめ

最小の建物で避難器具設置要件をしらべてみました。

フロアごとに設置できる避難器具や避難方法も検討する必要もあり、下のベランダに一旦降りるのか、真っ直ぐ避難階まで降りるのか、降下空間や降格空地は確保できているかも考える必要があります、しっかり押さえておきたいと思います。

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