防排煙設備の点検

点検をしていくうちにシャッターや防火戸と言った煙を防ぐ設備の点検も出来る様になってきました。

先日、防火戸とシャッター二枚の点検を行った際の事を残して置きたいと思います。

⑸項のイの点検でのシャッターでした、エレベーター用のシャッター(軽い奴)と巻き上げ式のシャッター(重い奴)と防火扉1.8×1.3が同時起動で三種は2個でした。

エレベーター用シャッター

こちらは手動で元に戻すタイプでした、ただ復旧は脇にあるプレートを外し復旧リングを引いた後で上に持ち上げるものである意味楽に復旧できますが、事前にプレートを開けておかないと最後まで落ちてしまうので準備が大事ですね、エレベーターが動いていないのを確認して起動させました。

巻き上げ式シャッター

こちらは鉄の巻き上げですが、1.8×1.5位のコンパクトタイプの為かモーターの所に遮断用、巻き上げ用、手動起動用と三本のワイヤーが出ており、シャッター点検用蓋を開けるとそれぞれ操作が出来る仕組みの物となっていました、大型の倉庫などで見かける、遮断用ワイヤーのみの物では無かったので混乱しましたが、逆に手元ですべて操作できるので解りやすかったです。

起動と巻き上げが遠隔ではないのでコンパクトにすべてがまとまって理解しやすいと感じました。

防火扉

1.8×1.5の防火扉で同時起動なので、ドライバーで固定して開き切らない様にしました。

まとめ

起動タイミングを見計らって感知器からの起動を行いました、受信機の遮断を解除して起動した後、すぐに遮断がされずあせりましたが、受信機での遮断が出来ている状態ならそれぞれ遮断ワイヤーで停止することが出来たので10センチ程度の起動で止める事が出来ました。

鉄製のシャッター巻き上げは引っ張るだけで巻き上げてくれるタイプのギアだったのですんなり復旧できました、手で巻き上げじゃなくて楽でした。

余裕があると事故防止の注意に意識が割けるので、事前準備と事前情報を万全にして操作したいですね。

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