消防設備士 乙7類
先日、乙7類の資格試験にチャレンジしました。
乙7とはーー漏電火災警報機の設置、点検を行うことができる資格です。
漏電火災警報機とはーー防火対象物の屋内へ引き込まれる電線を警戒して漏電による火災を防止するための設備です。
難易度はーー他の消防設備士および第2種電気工事士を取得済みであれば、30問中10問の出題範囲で取得可能です。
消防設備士はまだまだ素人なので少しでも見識を広められる様に、そして自分は10問の解答で取得できるので、その出題範囲に集中し勉強しました。
その10問の出題範囲に関してまとめて見ます。
法令類別(乙7に限った法令)全4問
ずばり設置基準に関する問題です
間柱または下地を準不燃材料以外の材料で作った鉄網入りの 壁 を有するもの。
根太または下地を 〃 床 〃
天井野縁又は下地を 〃 天井 〃
1、設置する構造に関する文章です、基本となる項目なので出題率100%です。
2、設置する必要がある面積または契約電流に関しても4問中2問は出題されます
3、設置する基準として共同住宅の場合の引き込み線ルールや検出漏洩電流の設定値、変流器や音響装置の設置基準となる定格電流やB種設置線、設置場所設置ルールが出題されました。
機能構造及び工事または整備の方法(規格に関する部分)全6問
漏電火災報知器に関する問題
変流器と受信機で構成された電圧600V以下の警戒電路の漏洩電流を検出する漏電火災警報器そのものの一般構造や機能、表示事項と各部品の構造機能についての決まり事から出題されます、それはすなわち受信機の事であり、変流器の事でもあるのですが、共通している部分に限った基準について出題されました。
変流器に関する問題
変流器だけに関して機能構造や表示事項、種別や機能について主題されます、変流器は電流の変化を受けて受信機に送るセンサー部分の役割ですので受信機とは違った働き方に成っています、そこに気が付くと回答しやするなります。
受信機関する問題
受信機だけに関して機能構造や表示事項、種別や機能について主題されます、変流器からの信号を音声や表示灯でアウトプットする役割ですので、そういった目線で覚えると回答しやすいです。
製品に表示する事項や試験方法、関連する数値を暗記しておけば8割解答できます。
乙種なので出題範囲を考えれば取得しやすいですが、設置数を考えると活躍の場は少なそうです。