パナソニック製非常照明の設置工事

先日パナソニック製の非常照明器具の設置工事を行いました。

正式名称は階段通路誘導灯・非常照明器具兼用型(電池内蔵型)と言う製品でした、名前の通り階段照明としてスイッチでオンオフが出来つつ非常時にはバッテリーを使った非常照明へ切り替わる優れものです。

それゆえに配線工事は常時バッテリーに給電しつつ、スイッチで点灯・消灯を行えるような配線が必要です。

機器は当然ながらそのような加工と言うか機能が備わっており、配線次第という事になります、説明書で確認する事も大事ですが、実際に電流が流れている状態で、どの線がL線でどの線がN線か理解する必要が有ります、基本的には黒がL白がNですが、ここに赤が加わることでスイッチの挙動を機器に伝える事が出来ます。

そこで二線式(常時点灯)と三線式(スイッチによる点滅操作)の配線を図で残してみます。

黒線がLで青線がNです

二線式では常時給電すればよいので赤と黒が渡り線でつながっています。

対して三線式では電池へは常時給電していますが、スイッチを押したときだけランプへ給電されます。

基本的にこういった機器は二線式を前提に渡り配線されておりスイッチにて操作できるものは渡り配線を外すという加工が必要になります。

機器には電線を差し込む穴に余裕が有るので、知らずに差し込むと短絡したり、スイッチを押した際に挙動がおかしくなったりします。

慣れないうちは良く説明書を見る事をお勧めします、なれるとこの事は常識であると気が付けるようになります。

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