防火扉の順位調整器交換工事

順位調整器とは

二枚の防火扉が連動して閉まる場所では、扉のあわせが有る事で閉まる順番を正しく誘導する必要が有ります。

そのために必要なのが順位調整器と言われる機器です。

工事のポイント

新しい調整器を確認すると、調整器とM5の小皿ネジが4本ついていました。

古くて動かなくなった調整器とサイズ感は同じなのでそのまま取りかえとなります、しかしビス穴は合っていましたが古い調整器とは倒れる角度が違う為、ビスを取り付ける際にゆるく締めて最大限倒れた状態で固定していきます。

設置した後に最も大事な調整が必要になります、それは後閉まりの扉が先にしまった場合は棒の部分で止める、その後先閉まりの扉が順位調整器に当たる事で棒が倒れて後閉まりが閉まり始める様に角度を調整します。

後閉まりが止まるポイントは扉自体斜めに閉じてくるので後閉まりの扉に対し直角でぶつかるようにセットします。

そうすると先閉まりが後に来てもすでに角度が付いているので棒の部分を押してくれます。

まとめ

ビス穴が一緒だったので交換自体がスムーズに進みましたが、ビス穴が違う場合は新たに開ける必要が出てきます。

ドリルは用意していますが、穴を開けるビットが必要になりますので、ビスの溝を付けるタップも合わせて用意しておきたいと思います。

ネジ切中タップ M5X0.8を使う為に下穴ドリルが付いた物を用意すればよさそうです。

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