呼水槽の点検

消火栓ポンプの設置場所によってはついている呼水槽で点検不良の成否の判定で勉強になったので残したいと思います。

運転中の呼水槽

呼水槽はポンプの中が常時水で満たされる様に設置されます、ポンプは水で満たされていないと水圧が上がりません。

先日の現場ではポンプ起動毎に呼水槽の満水警報が発報し、なぜ水が増えるんだろうと疑問に感じていました。

原因はポンプから水の逆流でした、ポンプに水を送る為当然ポンプと接続されていますが、基本的には逆止弁によって水が戻ってくるのを防ぎます。

防がないと当然ポンプの水が各消火栓からではなく呼水槽から噴き出すことになります、今回は逆止弁が十分に働いていない事で呼水槽に水が逆流し水槽から若干の水量ですがあふれる事態となりました。

まとめ

配管を把握すると原因がつかみやすいですが、やはりそういった事態を経験しなければ成否の判断は難しいと思います(ここではないか?と言う疑問で止まります)

経験不足は時間でしか解決できないと思いますので、可能な限り短い時間で経験が蓄積できるよう、都度経験を残していきたい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です