魔のキーボックス
点検を請け負った際にキーボックスで安全に鍵の受け渡しを行い、作業を円滑に進める事が多々あります。
この仕事に就く前はその都鍵をお借りしに行くんだろうなーとか思っていましたが、実際はキーボックスを介して鍵を受け渡す仕組みと知りました、便利なシステムです。
しかし、同じ建物でもキーボックスを多々使用するケースもあり、テナントさんが入っているだけでボックスも増えたりします。
先日の消防設備点検での出来事であったのが、早朝のまだ暗い時間(1月の朝5時頃)階段下のパイプスペースの下部についたダイヤルキーボックスを厳しい体制でダイヤルを合わせて開けようとした所、全く開く気配が有りません。
ダイヤルの位置がずれて開かないんじゃないかと、寒くて厳しい体制の中一生懸命ダイヤルを合わせ直したりしましたが開く気配が有りません。
一旦別の作業を進めようという事で、鍵が無くても大丈夫な場所の点検をはじめ、あたりが薄っすら明るくなり始めて改めてキーボックスを確認しに行った所、間近に別のダイヤルキーボックスを発見しました、黒い事も有りますが、これだと思い込んで一生懸命ガチャガチャするよりも、あたりを見回した方が近道な事も多々あるなと思う今日この頃です。