消火栓故障 2

本日の応援では消火栓の点検をさせて頂きました。

消火栓ポンプの隣に消火水槽が隣接いているタイプでした。

ポンプより水槽が高い位置にあると呼水槽が無くて点検箇所が少なくなりメンテナンスも少なくて済みそうです。

補助水槽は例のごとく屋上にあり、配管を水で満たしてくれます。

さて、消火栓点検と言えば満減水及び故障のランプ点灯確認と締め切り運転及び性能試験です。(今回は訳あって放水は無し)

ランプ確認

地上版水槽では、はしごで水槽上部に上り、ボールタップの状況と水源の水質、水量を確認。

電極部を露出させて電極から満水減水ブザーが正常に発信されるかチェック、珍しく電極接点が5つも有り、何が何だか分からなくなりましたが、赤、黒、白、緑、電線無しという事でアースが付いているタイプと言うだけでした。

白がコモン赤が満水、黒が減水という事で黒電極外し減水ランプ確認

白と赤を短絡させて満水ランプ確認できました。

消火栓

次は消火栓のランプ関連、ちなみにポンプ周りの警報ランプは消火栓の操作盤でなければ消せないので警報出したらその都度消さないと次が出ません、さて故障表示を出します、故障表示はモーターを動かす三相の電極で異常があった場合に故障が出る様になっているため、三相電極の横にスイッチらしき物が付いています(サーマルリレー)、こちらをペン先で貯ちょっと操作すると故障信号が受信機に無事届きました。

次に締め切り運転開始です、ポンプ室に入った時点で一番最初に主管の仕切弁を閉じています(マストの操作)

性能試験管のチェックをして、流水方向と一次二次のバルブをチェック(常時閉)ボタン操作でポンプ起動します。

小さなポンプですが、相変わらず大きな音でビクつきます、が冷静に圧力計と連成計のメモリをチェック、電圧もしっかり出ている事を確認しましたらメモって性能試験へ。

例のごとく一次開放後に二次ユックリ開放し流量を調整していきます、浮きが安定したら再び圧力計と連成計のメモリとアンペアをチェック。

無事ポンプ性能試験は終了しました、忘れずに仕切弁を元に戻したら終了です。

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