感知器の中継リレー接続

感知器交換工事の応援で中継リレー付きの定温感知器を交換する機会が有り中継リレーの知識が深まったので反省をしていきたいと思います。

まだまだ全容はつかめていない自動火災報知設備ですが、自動で火災を感知して知らせてくれる便利な設備で、これで逃げ遅れる心配がなくなる優秀な設備です。

しかし同じ感知器を使いつつ警報を鳴らす住宅用火災警報設備、共同住宅用火災警報設備と言ったものもあり、今回交換した中継リレーは共同住宅用火災警報設備として扱われるようです。

共同住宅用火災警報設備は自動火災警報設備と違いお部屋毎に音響設備を設置し火災を知らせる事を目的としており、発信機や地区音響用ベルは無く、管理人室などに設置されたインターホンへ火災の信号が出ますがただそれは昔の話で、台所の定温式感知器以外の各お部屋の物は管理人室の受信機に接続されているので地区音響として発報したフロアーと直上階に音声やベル音で警報を出してくれるようになっています、台所が発報したら受信機で何号室かわかり、それ以外のお部屋で発報したらフロアーでわかると言う仕組みです。

中継器の話ですが、自火報と共同住宅用の設置基準についてもっと深堀しないと、という事に気が付いた工事でした。

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