ポンプ故障スイッチ
本日の点検でも引き続き消火栓周りの点検を実施させて頂きました。
今回の現場ではポンプ故障信号が受信機表示されるタイプの大き目な消火栓ポンプでした。
消火栓ポンプを動かすための心臓部である電動モーターは、ポンプサイズに比例し機器のサイズはもちろん、起動する為の電流も家庭では見れないような電流を使っています、消火栓ポンプを動かすための心臓部である電動モーターは、ポンプサイズに比例し機器のサイズはもちろん、起動する為の電流も家庭では見れないような電流を使っています、家庭では30~50Aですがモーターとなると120Aが直付けになります。
ポンプは電工二種で勉強した三相の電力を使いモーターを回すので、起動時に大きな電流を必要とします、その為なのか三相の接点に異常が有ると起動する為の力が足りなくなるので、その接点に異常があった際の信号がポンプ故障信号となります。
ネットで調べてみるとサーマルリレーマグネットスイッチと言う名称で過電流保護機能付き電磁開閉器なる物がポンプ故障スイッチとして取り付けてありました。
という事はモーターへの電流が足りないというよりも過電流によモーターの損傷を防ぐ為の物と言った方が正しいですね!!
その電磁開閉器をスイッチで開閉してあげる事で受信機にポンプ故障の移報を飛ばすことが出来ました。
電磁開閉器は磁石の力で開閉するとの事で摩耗による消耗が発生する物の様ですが、多分頻繁に開閉器を作動するような機器に限るのではないかと思います(故障信号は半年に一回出すだけ)
ほかにも呼水槽もサイズやメーカーさんによって違いもあり、まだまだ新しい発見が尽きない毎日です。