マンションの消防設備点検 6

本日は大規模マンションの消防設備点検をお手伝いしました。
11階建てのマンションが6棟集まり、最新の設備が揃ったピカピカのマンションでした。
設置されている消防設備も最新のR型受信機で、各お部屋では小型のP型3級のインターホン型を使い火災、ガス、非常の3つを点検出来るタイプでした。
インターホン型は今回3回目ということで、炙り、音声女性、火災断定、音声男性、インターホンでの音声確認後復旧、非常ボタン、復旧、応答確認の流れで順次点検を進めて行きます。
避難はしごもピカピカなので開けて点検もスムーズに進めることができました。点検しやすいということは誰でも安全に簡単に使える状態と言うことになります。
そして今回は緩降機に対面することができました。
滑車を軸に左右交互にぶら下がって降りることが出来る避難器具で、滑車についたギアや金剛縛りのロープに胸熱でした。
ロープの長さと状態、ギアの可動確認、目視によるサビや油のにじみ、緩降機設置用の土台の状態を確認いたしました。避難器具長さが重要なポイントで地面から+−50センチ浮いている状態がただしく、地面に着いていたり地面から1メートル離れているとまともに降りれず事故の元です。
展開することができないのが残念ですがどういった物か触れる事ができ良い経験ができました。避難器具の点検、工事には消防設備士甲5類の資格が必要で、取得したのに初めて見るというような状況ですが💦しかし緩降機はカッコ良いです。

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