マンションの消防設備点検 1
本日は高層マンションの点検を行いました。(6階を超えると高層になるらしいです)
お客様へ20階から15階の点検を行いますと告知しているので、20階の2001から順にお伺いいたしました。
点検内容はガス検知器と火災感知器が正常反応し、女性の声で発報しているかをインターホンで確認、火災断定ボタンを押した場合、男性の声に切り替わり外のインターホンでも音声反応しているかを確認、非常ボタンを押して受信機側でも発報しているか、ガス、火災、非常の3種類の機能確認をしていきます。
またお部屋によっては金属製避難はしごの可動テストを行います、扉を開けて大きな声で下層の部屋に聞こえるように伝えながらハシゴを手巻きで降ろし、3段程度まで体重をかけて降りることで荷重テストを行いました。
比較的新しい差動式火災報知器はサーミスタという装置が付いており反応が早いのなんの、5秒で温度差を検知して発報します、台所の定温式サーミスタが付いているスポット感知器も20秒で炎による温度変化を感知してくれる優れもので、万が一火災が起きてもすぐに知らせてくれます。
マンションは戸建てほど被害が拡大する事は少ないと言われますが、とは言え自分の財産をしっかり守るためには安心の設備ですね。ちなみに戸建て住宅では台所に定温式火災感知器、寝室は煙感知器が設置されているはずです、戸建て住宅への火災感知器は2011年の法律施行から10年以上経過しており、そろそろ電池交換か本体交換の時期です、依頼が有れば行きますよー。