受信機の端子 考察
先日の受信機設置工事で色々ご指導いただいたので、自分なりにまとめておきます。
受信機とは感知器や発信機から発せられた火災信号等を直接または中継器を介して受信し、火災発生を報知する自動火災報知設備の中核的設備です。
色々種類が有るのですが、この受信機を介して火災発生場所や設備の起動状況を把握する事が出来ます。
設備の信号を受信発信する端子が色々ついているので、端子の役割を理解できれば設備点検業務に対する理解がより深まると同時に各種設備への設置工事も進められるようになります。
P1・P2端子ーー専用電源端子です、100Vをここから給電します。
E端子ーー言わずと知れたアース端子です、D種設置につなぎます。
PU・PVーー発信機の赤いランプ(表示灯)、停電しても受信機からの給電で光る
BC+・BF-ーー地区音響装置、停電してもベル音は受信機からの給電で鳴動
C1・C2ーーコモン線、いわゆるニュートラル線ですね、感知器と発信機で使う
L1・L2・Lnーーライン線、LがプラスでCがマイナスと考えればOK、終端に抵抗が必要
Aーー発信機応答線、発信機が押されたら一発で火災断定です
FC・FAーー移報回路端子、火災断定した場合に起動する各種設備に接続します。
それぞれの接続については後日図に表してみます。
ほかにもF1B・F1C・F1A・I+・I-やLXC・LX1が有りますが、まだまだ経験不足で覚えながら調べる事がいっぱいです、一歩一歩やるだけです。