受信機の移報と連動
消防設備点検の仕事を初めて二か月が経過しました、日々勉強させて頂きありがとうございます、仕事でお返しできるよう精進してまいります。
さて、色々な物件を回り解ったような解らないようなボタンが移報停止と連動停止です(メーカーにより停止ではなく遮断と記入)。
受信機メーカー各社の受信機設置説明書等を確認して気が付いた事は
移報端子を使うもの
警備会社との連携・電子錠の開錠・エレベーターの停止、誘導灯の通電停止(非常電源に切り替え)
連動端子を使うもの
防火戸やダンパーの起動・消火栓の起動・非常放送の起動
つまり、移報とは受信機等による火災断定で機能を停止するもの、連動とは火災断定で機能を起動するものであると解りました。(ちなみに警備会社との連携では常時監視の機能を停止することで異常を知らせます、誘導灯も同様ですね)
移報・連動端子を接続するにあたり先日の接点の話が関係してくる訳ですが
その接点の仕組みを理解すると、必ずしも移報・連動を使うものを当てはめる必要もなくなるという、ちょっと矛盾した話になってくるのです。
結局は受信機メーカーさんの考えや設置業者、受信機の種類による制約が関係してくるという事に気が付かされました。
自分が設置した受信機を使用して誰でも理解できる状態になるようにしたいですね。