学校の消防設備点検 4
久しぶりに学校の消防設備点検をお手伝いしてきました。
こちらの学校ではガス警報設備、非常放送設備、消火栓および消火ポンプ設備、自動火災報知設備、消火器、誘導灯、避難器具、防排煙ダンパー、防火扉が設置されていました。
今回は自動火災報知設備の受信機にて操作をさせて頂きました、まずは消火ポンプの警報確認です、消火栓遮断ボタンを解除し、発信機を押すことで消火栓が起動します。
こちらの設備では警報盤が別に設けられており、消火栓の故障表示(過負荷試験)は別の警報盤から音響が出るので知って無いとびっくりします。
正常に起動確認できましたら、再び消火栓遮断にし復旧したのち、消火栓の通話確認と起動場所の確認及び地区音響の起動確認を行いました、能美製の受信機では地区音響を完全停止するのに少し時間が掛かる為、発信機のボタンを押す作業を二人で行うと、受信機は結構バタバタします。
コミュニケーションをとりながら通話と起動場所の情報が受信機の表示と一致しているかチェックしながらベルの音響を確認して頂きました、通常は押す係なので新鮮でした。
古い受信機の場合は消火栓遮断を行うボタンが装備されていない事も有り、その際は消火栓へ信号を出す端子を外す必要が有るのですが、今回の点検で教えていただくことが出来ました。
日頃の配線工事の勉強結果から、どの端子が信号線なのか理解が深まり、また一緒点検をした仲間もベテランの方で色々ご指導頂き有意義な点検応援となりました。