空調服 購入

この仕事を初めて初の夏という事で、空調服を購入して使用した感じを短めにレビューしてみます

空調服はファンが付いたアウターで、着込むことで外気を取り込み、首、袖などから外気を排出することで汗の発散をすすめ、こもった熱を入れ替える効果が有ります。

最近ではファッションの世界でも販売が始まっており、普段着に取り込まれ始めました。

空気を循環するために通気性の悪い素材と、遮熱性(赤外線を肌に届けにくい)のある素材を組み合わせ、空気の通り道を確保している事から、取り込む外気が熱いとサウナ状態になります、熱のこもった車内へ道具を取りに入ったりするとびっくりします。

逆に冷房の効いた室内に行くと効率よく冷たい空気を循環させ、一気に体温が下がり、同時に濡れた下着を乾かしてくれます。

空気を循環するので湿度が高すぎると効果が弱く、湿度さえある程度低ければ外で着用しても、汗に風が当たり発散と同時に気化熱で熱を奪ってくれます。

各社から発売されていますが、ファンは多くの場合互換性が有るのでアウターの種類や機能は好きなメーカーさんで選べます。

ファンはバッテリーとセットで販売されていることが多く、今年のモデルでは24Vバッテリーが加わり、風力、持続時間も強力になっています。

アウターは長袖、半袖、ベスト、パンツタイプがありますが基本首回りからの空気の抜けが空調服の特徴です、しかしそれぞれ着用感が大きく変わります。

長袖では手首まで取り込んだ空気が入り込みますので、一見全部涼しそうに見えますが、取り込む空気がによっては袖の分熱く感じてしまいます、空気が抜けるのは首だけ、とは言え現場により長袖が必要な場合もあり、安全面では必要な一品だと思います。

半袖は首回りにそで口からの空気の抜けが期待できます、脇下から空気が抜ける事で汗で濡れやすい首回りに加え脇下もカバーし、風圧が強力になったバッテリーであれば効果は絶大です。

ベストは首回りがメインに空気が抜け、脇下からも空気を抜きやすくなっています、状況により好きな所で風の抜け道を作ることが最大のポイントだと思います、袖も無いのでやはり暑ければ脱ぐしかない中で布の面積が狭いのは正義です。

最後にファンが付いている位置によるメリットです。

よく見るのが背中下段タイプ、こちらは椅子の背もたれで穴をふさぎやすいですが、ファンの風切り音も最も遠い事から意外と静かに運用できます。

便利なのがサイドタイプ、こちらは運転中でも脇下から空気を取り込んでくれるので、車の運転が多いと重宝します、また若干脇下よりについているので、腰道具と重なりにくいメリットもありますが、ファンに道具が接触しやすくもなるので注意が必要です。

そして背中上部にファンが有るタイプ、こちらはサイドと背中下段のタイプのいいとこ取りで、さらに冷やすところも背中上部なのでお腹が痛くなりにくいメリットもあります。

個人的にはベストのサイドファンがおすすめですが、インナーが発散性の高いポリエステル素材で素早く汗を発散させる事も快適に着こなすためには優先度が高い項目だと思います。

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