差動分布型感知器 2

本日は実際に差動分布型感知器空気管式の作動試験を実施しました。

空気管内部は規定量の空気圧が注入されており、点検時に誤って空気管内部の空気を抜いてしまうと、適正な空気量を再挿入する必要があるので注意が必要です。

そういう訳で点検時には点検で注入した空気量を抜き直す作業も必要になります。

①注入する空気量を確認後注射器をそのメモリに合せます。

②先端を試験孔に接続ししっかり閉めます。

③コックハンドルを水平に倒し空気管と注射器をつなぎます。

④勢いよく空気を注入します。

⑤こちらで発報しますが、発砲しない場合2つの問題が考えれます⑴ユックリ注入したことで発報しなかった⑵空気量が不足

⑥発報しなかった場合⑴を試してみる、2回で作動しない場合は空気が少量抜けている場合が有るので⑵を2㏄ずつ増やし行う、その際はコックハンドルを戻し試験孔から外して行う為、空気の抜けに注意する事

⑦発報した場合、注入した空気量分注射器のメモリを戻してから、コックを戻す。

⑧注射器を試験孔から取り試験終了

この動作により火災試験と作動継続試験を実施できます。

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