感知器の交換工事
本日はマンション感知器交換のお手伝いに行ってきました。
今回交換を行う感知器はホーチキ製で共同住宅専用の二線式感知器で、外部試験機を用いてアナログ設定を行う事で、インターホンからの外部試験が可能になる便利な感知器です。
●まずは外部試験機を使用して感知器に番号を登録していきます、今回のお部屋には大体5~6の感知器が設置しており、1~5ないし6の感知器に一つづつアドレスを登録するわけですが、お部屋を回るたびに登録をすると時間が掛かる為、本日の人員で今後取り付ける予定の感知器すべてに番号を振っていきます、1個1分程度かかる為午前中はアドレス登録で終了しました。
登録手順は外部試験機のボタンを理解すればたやすいと思われます。
一番上のボタンで登録したいアドレス番号を表示
二番目のボタンで感知器の設定、確認、外部試験の設定、確認
三番目のボタンで決定(スタートボタン)
2~5はそれぞれ登録するだけなのですが、1を登録する時だけはその感知を使った際の末番号の登録を外部試験機が求めてきます、5個取り付ける部屋なら1-5と言う形で、1を登録する場合だけ末尾を入力して決定ボタンを押すことで機械的にその1を読み込むとそこは5まで有ります、という登録になるわけです。
●午後からは共有部の感知器を古い物から新しい物へ交換作業を行いました。
感知器はLが2、Cが2の四つ電線を通す穴が有ります、電線は1.1㎜剥き直し電線をさします、電線の色は一般的には赤青はL、白クリアはCとなりますが、決まりを無視した刺し方やその色がない電線を使う事も有りますので、元の感知器から取り外す際は長さに余裕をもってカットすることで、何色がLに刺さっていたかを見直すことが出来ます。
電線を剥く際には電線が傷つかない様に丁寧に剥き、端子に差し込んだ後折れたりしない様にします。
使用している場所も共有部とは言え、ごみが散らからない様に電線カスなどは落とさない様に注意しながら進めていきます。
最後に進めていて不思議なのが電線の太さがバラバラで、1.2㎜、0.9㎜、0.65㎜と三種類の電線が使われており、剥く際に神経を使いました、とにかく電線が折れる事が感知器設置工事で一番困る事なので、最新の注意を払いながら剝きたいですね。