消防設備の覚書

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パスカルの原理

中学校で習うこの原理は消火栓設備の機器でも使用されている原理です。 パスカルの原理とは密閉された容器内で液体の一部に圧力を加えると「同じ圧力で液体の各部に伝わる」というものです 図のシリンダーA、Bの断面積をそれぞれA( […]

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水噴霧消火設備

水噴霧消火器は、同じ水を撒くタイプのスプリンクラー設備とは差別化されています。 スプリンクラーが雨なら水噴霧消火器は霧雨です、細かな噴霧流で水による冷却作用と空気を遮断する窒息作用の効果を持った消火設備です。 細かな噴霧 […]

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送水装置の弁 各種

加圧送水装置(ポンプ)が心臓なら、水を運ぶ血管の役割に当たる送水管、こちらを点検や整備、非常時に水の流れを調整するために必要なものが弁になります。 弁にも色々種類があり、ただただ水をせき止めるだけが弁の役割では無いので種 […]

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消火栓設備 ポンプ

消火に必要な水を配置された消火栓やスプリンクラーヘッドへ送る加圧送水装置、通称消火ポンプの構造について勉強したのでまとめてみます。 消火栓に使うポンプのことしか解りませんが、毎分400L程度の水を送水出来るポンプは、内部 […]

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屋内消火栓設備の配線(耐熱・耐火)

屋内消火栓を設置するにあたり必要なものは水源はもちろんですがポンプ、モーター、発信機、表示灯、ベル、受信機、ポンプ起動盤が電線でつながる事でそれぞれ必要な役割を果足すことで初期消火の対応が出来ます。 モーターの起動とベル […]

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危険物施設の消火設備

危険物施設(例えばガソリンスタンドなど)では消火の困難度に応じた消火設備の設置が義務付けられています。 消火設備を分類すると  第一種消火設備ーー屋内消火栓設備又は屋外消火栓設備  第二種消火設備ーースプリンクラー設備 […]

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スプリンクラーの設置対象

今回はスプリンクラーの設置対象 基本は特定防火対象物のみに限られ、平屋以外6000㎡以上より設置、地階無窓階は1000㎡、4階から10階に至っては1500㎡となり、11階以上の階には設置が義務、11階以上の特別防火対象物 […]

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屋内消火栓設備の設置対象

全体(延べ床面積) 地下、無窓階、4階以上(床面積) (13))、(16)、(17)、(18)は除く 一般構造 (2倍)内装制限準耐火 (3倍)内装制限耐火 一般構造 (2倍)内装制限準耐火 (3倍)内装制限耐火 ⑴ イ […]

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工具の購入(無線機)

点検作業の際、通信手段は無線機を使います。 携帯電話での相互通信による通話や文字通信でもよさそうですが、使ってみると無線機が最強と気が付きます。 第一に同じ建物内に限らず1~5キロ圏内なら地下深く潜っていない限り通信でき […]

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消防設備 点検道具

消防設備点検の為の道具もそろってきました、整理してみます。 熱試験機 いわゆる炙り棒、ベンジンを燃料にして熱を発生させることで熱感知器が発報するか確認します。 冬は丁度良い暖かさが有ります、髪は燃えてしまうので長髪の人は […]

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