感知器交換工事
本日の感知器交換工事では、感知器が3個と思い設置したが実は4つで一つ分のアドレスが宙に浮いてエラーが出てしまった話です。
結論を先に述べると、四つ目の感知器が外の倉庫に設置してあり、見つけるまでいろいろな確認方法を試すことで、間違いなく4つ設置してあると断定するまでの話です。
ホーチキの感知器でアドレス付きのP型1級Aタイプ?は各戸の数量に応じ1、2、3、4、5とアドレスを振っている事で、外から外部試験機を使って感知器が正常に作動しているか?を確認することが出来ます。
設置後、外部試験機で確認するとエラーがでて、三つを正常に判別することが出来ませんでした。
まず疑ったのが、個別に付けたアドレスを間違っていないかでした、外部試験機を感知器にセットすることで番号を登録したり、確認したりできるので、一つづつ正しいアドレスが振ってあるか確認してみました。
見える範囲の感知器ではアドレスに間違いがなかった為、ここで四つ目が有るのではないかと言う疑問に変わりました。
感知器はすべてつながっており、最終的にインターホンに接続されているので、見える範囲の感知器をすべて渡り配線となるように接続してみて、インターホンの感知器用LとCを試験機にかけてみます。
すると試験機からの返答は4番でした、ここで4番の感知器がどこかにあると確信に変わり、天井裏や押し入れなど可能な場所の感知器捜索が始まりました。
お客様にも事情を説明し、遅くなっている事をお詫びしていると、お客様から「もしかして」のお話があり、最終的に発見することが出来ました。
お客様に聞けばよかったという事ではなく、「間違いなく一つ何処かに有るんです」と断定することが結果としてお客様のもしかしてに繋がっているわけです。
非常に勉強になりました