最近見かけた不良
点検業務をこなせるようになり、自分で不良を発見する機会も増えてきました。
ここまでで見かけた不良状況を整理してみたいと思います。
消火栓バルブ不良
バルブを全閉し、終了後全開したことで、バルブから水漏れが発見されました、劣化が進むバルブはいずれ水漏れが始まりますが、一滴ずつでも圧力低下の原因となりますので不良報告しました。
誘導灯
バッテリー切れ、電灯切れなど経年劣化による不良は数知れずですが、雨漏りにより誘導灯を撤去してしまうケースもありました。
設置されて居ないとおかしい事に気が付けるかがポイントです。真面目に通路誘導灯の矢印方向や避難口誘導灯をどこの現場でも指差し確認していれば気が付ける様になります。
受信機や非常警報機器のバッテリー不良
テスターでバッテリーの電圧が何ボルト有るかチェックも行えば、電圧不足なのか配線不良なのかそもそも機器が壊れているのかが解ります。
バッテリーを変えたのに作動しないような事が起きない様にチェックしています。
予防修繕
不良で上がる前にお客様に提案する事も大事です。
10年経過の機器や劣化の激しい室外の日光と雨ざらしの物は、しっかり可動試験を行っておけば固着を防げます。
動かしていれば不良にならなかった物なども見受けられるので、点検時に可動する避難はしごなどは伸ばしたりすることも不良で上がりにくくなると思います。
不良に上がりやすい物は特に気が付きやすいですが、見逃さない様にするには、一つ一つ丁寧にやるだけです。