消火器の最低設置基準
消火設備の提案をするうえで最低限必要な知識として設置基準を改めて確認しています。
消火器設置の延べ床面積から考えると、ベースは150㎡を考えると覚えやすいです。(もちろん耐火構造かどうかも重要ですが)
150㎡以上300㎡未満の面積で有れば大抵の建物はまず1本は必要になり、建物のレイアウトや歩行距離に応じて足す感じになりますがもちろん消火能力で割り出した必要数ピッタリでも法令上は問題ありません。
次に300㎡以上の場合に必要になる建物が学校や図書館、事務所など面積が広く特定の人が使用する場合は軽減される様になっています。
そして火を飲食店や老人ホームなど行動が制限される人が居る建物、不特定多数の人が訪れる映画館やカラオケボックスなどは2階3階建て、地下無窓階の建物は面積に関係なく設置義務が発生します。
次に設置する場所がポイントになり、この設置場所で歩行距離が変わる事で数量が増減するので模様替えなど行った形跡があった場合は設置場所なども確認すると良いです。