非常用照明器具の施工
先日、非常照明をまとめて7台設置した際に直面した内容を残して、次回楽に設置できるようにして置きたいと思います。
覚えておきたいこと
電気的な事であればライン・ニュートラル・渡り線・アースは変わらず、長さが足りないくらいの問題しか発生しません。
(短絡などの事故は一番注意ですが)
旧式の非常照明から新型の非常照明に変更するに限らずですが、現在設置してある非常照明の取り付けボルトの間幅とボルト状況を確認します。
次に天井からの電線がセンターから降りているかサイドから降りているかをチェック。
新型の施工説明書に書いてありますが、電源穴は何処に有るか(大体センター)取付ボルトの間幅は何ミリか(パナソニック製は400㎜)
この二つが違う機器を取り付ける際に加工に影響を及ぼす要素になるので直接スケールで図る事も大事ですが、説明書で数値を確認するのもポイントです。
加工のポイント
結局いかに吊り下げられ、電源をどこから落とすかが設置の山場になります。
先日の現場ではボルト間幅が400㎜より狭く、機器に差し支えない場所で新たに穴を開ける必要が有りました。
電源穴もセンターではなく、サイド(取付ボルトより外)から出ている場所と、センターだけど左右にずれている場所が有りました。
ボルト穴はセンターから左右対称の場所に穴を開け、設置した際にどちらかにズレる事の無いように鉄鋼ドリルビットで新しい穴を開けました、下穴を開けた後、タケノコを使って拡張することでボルトのサイズM10より若干大き目に開けます。
電源穴はずらすことはできないので、電源が出せる場所に穴あけ加工をしました、サイドから出ている場所はその場所に下穴からのタケノコで20パイ程度の穴を開け、電線4本を出しました。
少しずれてしまっている場所に関しては、ニッパーとペンチでセンターの電源穴を若干かっとして引き込みました。
まとめ
よく見ると旧式にはついていないアース用の設置ソケットも有りました、事前に施工説明書を読んでも、取り付けてみないと気が付かない事も多いです、経験に勝る物はないですが、準備もだいじでした。
行く前に先輩から設置時に困ったことや、普段どんな感じでやっているかなど情報を教えて頂くのも大いに役立ちました。