改修工事
本日は学校の改修工事をお手伝いさせていただきました。
感知器、通路誘導灯、ベルの不良を改修し、併せて発信機の電話が不通の為、原因を調査し直せるようなら改修です。
感知器、誘導灯に関しては取り替えなのでインパクトなどでビス穴を開け直し、活線のまま交換したので手早く終わらせる事が出来ました。
ベルは総合盤では無いですが、発信機等とボックスを経由し端子台で接続してあるので、不鳴動原因がベル本体の経年劣化だけでは無い事も考えられるので、ボックスを開けてB線を辿り正しく接続してあるか確認します、その際に電話線(T線)も併せてチェックしようとの魂胆です。
ボックスを開いて線を取り出し確認してみると、電線の劣化が非常に進んでいるのが分かりました、古い電線は剥き直し、B線である事を確認しながら圧着し直しましたが、警戒区域が上下に繋がっており、一階スタートで二階、三階と繋がり二階三階が不鳴動ということは一階に原因がありそうです。
鳴動する一階から伸びた線を使えば確実に鳴動するので良の一階を調査開始、ボックスを開けてビックリ、線の劣化進みすぎて皮膜が取れ掛け外被を剥いても劣化していました。
更に不明な線が多々有り、他の改修で劣化に対して新しい線を繋ぎなおしているようでした、その為、ベル線は無事に上階へ渡らせベル鳴動は上手くいきましたが、T線は結局電話を刺すと発信機が動く様な感じで線を正しく繋ぎなおす事は出来ませんでした。
いろいろな現場で培ったことで何となく配線に関しては詳しくなってきましたが、あと一息頑張らないと解決迄の決め手を知ることが出来なさそうです。