点検時の感知器エラー
本日も消防設備点検にてマンションを回らせていただきました。
今回はすでに感知器が断線している状態の不良が発生している状況の現場でした。
まずは改めて受信機のエラーチェックです、初期状態で三つのエラーが出ておりそれぞれ番号で表示されていました、調べてみるとスピーカーエラー、ジャーナルエラー、感知器エラーでした。
スピーカーエラーは主音響のスピーカーが抜けている状態で、つなげると結構な音量で断線のエラー音声が鳴りだしました、エラー音を消すための措置という事が解りました。
ジャーナルエラーは用紙が切れている状態だったのでこちらも補充することで消せます(予備が無かったのでそのままですが・・・)
最後の断線エラーは〇階の7Rと表示されており多分こちらの感知器に何かしらの問題が生じているようです、エラー内容的には7番のアドレス感知器からの返答が無いというニュアンスの様です、線が切れてるかもしれないし感知器本体に異常が有るのかもしれません。
点検で入室するチャンスが有ればどの部屋からなのか予想が付きそうです、他の部屋を回る際に感知器を一度取り外させて頂きワンフロア3部屋なので端のお部屋のアドレスが解れば想像がつくだろうという事で一ヶ所外させていただく事が出来ました、予想できる範囲ではアドレスの振り方が解ってきました、P型一級なので渡り配線で端の部屋からAE線を張っているはずなので感知器の接点を一つ一つチェックすることが出来れば断線エラーは解決できそうですが、残念ながら今回の点検では入室できなかったので改めて下見と工事を兼ねて来れれば良いですが・・・