誘導灯の設置工事
ブログも100件を超えて、単独工事も自信をもって一人で行えるようになってきました。
が!こういった自信過剰が失敗のもとにならない様に事故にならない様注意していきたいです。
さて、先日誘導灯の交換工事の仕事を頂き誘導灯の初交換へ行ってきました。
初交換と言っても、お手伝いで何台も設置は行っているので、心配ありません!
こちらの現場は飲食店で店舗の半分が食事場、半分は社員さんの休憩場所や事務作業、調理場と言った感じで、お客さん側よりも店舗バックヤードの誘導灯数の方が多い現場です。
開店前にお時間を頂いたので、まずはお客さんが来る前に店舗側の一台を交換しました、誘導灯は基本的には一次側から直接配線しています、店内の遮断機(ブレーカー)が落ちても誘導灯配線の電源が落ちない仕組みになっており結構危険です、ゆえにまずは配電盤探しから始まります、誘導灯用遮断器をまずは落として安全に作業を開始します。
変更する誘導灯は一般的な二線式のタイプなので黒と白の配線を新しく指し直すのですが、むしろその作業よりも撤去作業&設置が最大の山場になります、同じメーカーでも年度が違うとパネルの取り付け方からして初見になります、こういった、似てるけどちょっと違う感じを変更していくのが結構楽しいです。
交換する誘導灯は3つのパーツから出来ています、本体、光源ブロック、パネルブロックです。
本体は壁や天井に取り付け電気を流す土台、光源ブロックは取り付けた本体から電源コネクタを通して発光する部分、パネルブロックは避難口なのか通路誘導灯矢印なのかのピクトグラフです。
最初に挙げた電源部分が危険を伴うので一番の注意ポイントですが、本体取付までが天井に穴を開けたりと破壊する可能性が伴う作業になるので気を付けていきたいです。
設置以外にも気を付けている事は汚さないという事です、ごみが落ちてもまとめて回収出来る様に、使い捨ての養生を貼り付けて汚れや傷が付かない様に作業しています。
慌てなければ何も問題はないです、以前横浜の先輩(と言うか先生)に「お客さん(営業さんなども)はちゃんと見てるよ、段取りから。」と言われました、段取りからその人が仕事出来るかがわかるから、設置作業に入る前、例えば材料を搬入しながら段取りが決まって無いなら作業は始めない方が良い、という事なんです。
実は我々は何度もその現場にいく事は無く大体初めての現場という事になります、そこから交換や設置を行うので先ずは配電盤の場所、交換場所、交換場所の周りの状況、交換する器具、養生の取り付け方、脚立の立て位置、そして工事が始まります、ここまでの作業をあまりうろうろし過ぎず、店長さんとコミュニケーションをかわしつつスマートに始められれば一人前なのかなと思います。
年を取ったことで身についた段取りの立て方も有りますが、設置工事自体はやはり数をこなしてなんぼじゃと思います!