自動車販売店の消火設備点検 3

本日は自動車販売店の消防設備点検を元受け様のベテラン社員さんと一緒に回りました。

発信器と消火器、誘導灯について改めて指導いただけたので覚え書きとして残しておきます

消化器は消火器に貼ってあるシールから多数の情報を読み取る必要があります

1消火器の種類(粉末や強化液) 2蓄圧式・加圧式 3消火器の消第ナンバー 4製造年 5製造ナンバー下三桁

そして正常に動くかのチェックとして

1内圧チェック 2安全ピン封印シール 3ノズルの詰まり 4外観チェック(サビや凹み) 5消火器の表示板

以上を確認して(もちろんほかの情報も重要ですが)チェック済みシールもしくはチェック日に丸をします、消火器は必ず目に付く場所に設置されるので、安全ピンが取れてた、ガスが少し抜けていた、消火器の表示板が取れて紛失や日光で字が消える、などはやはり発生するとの事です。ちなみに消火器同士の距離は歩行距離で20m以内と決まっています、頭の片隅にこの情報があると発見しやすいです。点検表の記入をする仕事までいただけるようになったら前回の点検内容をダメ出ししてやろうと思います!

次に発信機の点検についてご指導をいただきました。

受信機と発信機で通話ができるものはP型1級発信機となります、受信機に受話器を差し込み発信器と通話ができるか確認し、その後発信機のボタンを押し受信機へ信号が行っているか確認、その後受信機からベル音を鳴らしていただき表示灯ランプ、通話確認ランプ、ベル音の確認を行います。受話器が刺さっても通話ができない等、経年劣化による不備も出てくるとの事でした。

最後は誘導灯のご指導をいただきました。

誘導灯には避難誘導灯と避難通路誘導灯が2種類あります、こちらの店舗にあったのはC型が五つと古いタイプの中型が一つあり、違いについて中型は古いタイプなので蛍光管を使っており20W蛍光管を使用している、大型と言われるものは40Wの蛍光管で更に大きい、小型は10Wの蛍光管を使っている半分のサイズのものを指すとのことでした、ローマ字のA型BH型BL型C型についてはLEDに変わっているので消費電力が少なくバッテリーがついているためバッテリーに切り替わっても点灯するかを確認しますサイズ感については別の機会に。ちなみに通路誘導灯がバッテリーの期限を迎えるとのコメントが残されており、誘導灯を確認すると小さなシールで23年交換済みのシールが貼られており交換済みということが確認できました。なかなか気がつきにくいことですがゆっくり指導していただき次回自信を持って点検することができそうです。

本日の店舗では自動火災報知設備で警備会社様が自火報を管轄しているようで、感知器の点検は無かったです、その代わり電気配線についても確認をする必要があり、分電盤を開いて回路電流が正常かチェックも行っています。

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