学校点検の準備1

12月に予定している学校点検に際しての準備を進めています。

今年から始めた消防設備点検の締めにふさわしい物件で、気合が入ります。

ブログで日々の記録として残していますが、改めて一つ一つの設備の点検事項についてまとめてみようと思います。

点検する学校の消防設備一覧です、今回は総合点検となっています。

〇消火器

〇屋内消火栓設備

〇自動火災報知設備

〇ガス漏れ火災警報設備

〇非常警報器具及び設備

〇避難器具

〇誘導灯及び誘導標識

〇防排煙制御設備

以上8設備です。

今までいろいろな現場で点検してきた設備ですが、点検表を見ながら点検すべきポイントを改めて確認してみたいと思います。

今回は消火器を確認してみます。

消火器は抜き取り方式により試料を確認するというルールが有ります、昨今では抜き取りの手間を考えると抜き取りした消火器を新しい消火器へ交換した方が金額的にも圧力的にも安全確実である事で推奨されているようです。

抜き取りの目的は同年代の消火器から抜き取り検査した消火器がおかしければ、同年代の消火器すべて全数確認する事で放射が怪しい消火器をなくすことが目的、となりますので必ずしも間違いが無いかと言われればそうなりますが、内容物に関してはメーカーさんが回収した消火器から使用可能な消火剤をリサイクルしている事で間違いの無い内容物ですし、圧力計を見れば正しく放射出来るかは間違いなく判断はできます。

前振りが長いですが、しっかり見る必要のある事柄は以下の通りです

消火器本体の設置場所や適応性、設置間隔は十分考えられて設置されていますが、移動されてしまう事で不備が生じる可能性が有る為、消火器名称欄に設置場所が正確に分かるような名称を入れる事で設置間隔が正しく釣り合うはずです。

外観チェックでは外観のへこみやノズルのキズ、安全栓などの保持装置を確認しながら圧力を見ます、圧力が変わる様な変形やキズとへこみについては圧力不足や圧力過剰と言った不良や、キズなどが原因で錆のもととなる事に繋がります。

以上問題なければ、点検確認シールを貼り終了です。

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