a・b・c接点
受信機の勉強をしていて、解読がだいぶ楽になってきました。
説明書を見ると必ず出てくるFAやDCなどA・B・Cと言う記号が有るのですが決まった意味があるので残して置こうと思います。
まずタイトルにもある接点とは、電気機器の接続状態を表しています。
a接点(no・ノーマルオープン)
スイッチを押すと回路が閉じて電気が流れる
b接点(nc・ノーマルクローズ)
スイッチを押すと回路が開いて電気が流れなくなる
c接点
aとbを切り替えられる
このようにスイッチの状態によりa・b・cの状態があり、小文字で表されます。
そして大文字になると若干意味が変わってくるのですが、接点の事を知っていると意味が解ってきます。
A(アンサー線)スイッチが入ると起動
B(ブレイク線)スイッチが入ると解除
C(コモン線・COM)スイッチが入った時だけ必ず必要な電気の帰り道
つまりa接点にはA(アンサー線)を使う、b接点を使うものはB(ブレイク線)を使うという事を知っていると接続している機器がどういったときに動作するのかが理解できます。
例えば発信機はA線を必ず使います、押したら必ず火災断定をする為です、それに関連してFA線を組み合わせると、A線FA線どちらもスイッチで同時に起動させることが出来るようになります。