屋内消火栓設備の配線

屋内消火栓を設置するにあたり必要なものは水源はもちろんですがポンプ、モーター、発信機、表示灯、ベル、受信機、ポンプ起動盤が電線でつながる事でそれぞれ必要な役割を果足すことで初期消火の対応が出来ます。

モーターの起動とベルを鳴らす発信機、異常を知らせるベル、場所と使用中を知らせる表示灯、それらの信号を受け取る受信機と盤、これらは炎が建物中に回ってしまうと消火活動はできないので耐熱電線で良いとされています。

しかし、水を各フロアに届けるポンプとモーターの電源が先に焼失してしまうと消火活動の必要があっても水を届けることが出来なくなる為、電源からモーターへつながる電線は耐火電線を使う必要があります。

どの部分で耐熱配線・耐火配線が使われているか設置の際は重要項目なので忘れない様に覚えておきましょう。

ちなみに耐熱配線は30分の間380℃の温度でも電気を送り続けることが出来ます

一方耐火配線は30分の間840℃の温度にさらされても電気を送り続ける事が出来ます。

ちなみに耐火配線を通す壁は炎が広がらない様に防火材で穴をふさぐことになっています。

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